SNSでうその投資話相次ぐ…男性2人が計6250万円の詐欺被害 県内被害額は2日間で約1億4000万円に 大分
大分県内で相次ぐSNSを使った投資名目の高額詐欺で16日、新たに日田市で2件あわせて6250万円の被害が発生し、県内での被害額はこの2日間で1億4000万円に上っています。 警察によりますと、日田市の男性(60代)は去年12月、投資に関する広告をみてSNSで有名人を名乗る男とアシスタントの女と知り合いました。男性は女から「今が買い時」などと金の取引に関する話を持ち掛けられました。その後、男性は1月から2月14日にかけて指定された口座に15回にわたって振り込み、計5200万円をだまし取られました。 また、同様のSNSを使った手口で「優良株を教える」などと持ち掛けられて日田市の男性(50代)が1月から2月2日の間に1050万円をだまし取られました。 (遠矢・伊藤法律事務所・遠矢洋平弁護士)「今SNSをきっかけとした投資詐欺そういったものが増えていると実感を持っている」 投資名目の詐欺が多発していることについて弁護士は、SNSが個人情報を出さずに利用でき、匿名性の高いことを悪用されていることが1つの原因と指摘します。 (遠矢・伊藤法律事務所遠矢洋平弁護士)「大丈夫かなということを他人である弁護士や消費生活センターに相談することが大事。そこでひと呼吸してもらいたい」 また振込先の口座の凍結申請をすれば金を取り返せる場合もあるため、弁護士や警察にいち早く相談することが重要です。
大分放送