古江彩佳の最新クラブ激写! 勝負師の狙いがにじみ出る戦略的14本 テーマは「溝」
アイアンは新しい「241CB」も試して気に入っているというが、シーズン中は「221CB」を継続。オフに改めてテストし、投入に向けて調整をするという。
50度と54度のウェッジを「エビアン選手権」直前でブリヂストンの新作「BITING SPIN」に替えたのは既報の通り。「溝の入り方が横だけでなく縦にも入ることで排水の技術が上がりました。それでラフや朝露にも強くなり、前作よりももう一段スピンが入るようになりました」(同担当)と、ここでも溝が決め手になった。その2本は主にフルショット用。「リーディングエッジが真っすぐでターゲットに対しても構えやすい。その点も気に入ってくれたと思います」とパー5の3打目で活躍している。 一方で58度は「BRM2ウェッジ」を継続して使用。「オリジナルの形状で、市販品より丸い彼女好みの顔なんです。またソールも丸くて開きやすく、いろんなライでも対応できるようになっています」
ボールはプロの中では数少ない「ツアーB XS」ユーザー。「アプローチとパターのフィーリング、柔らかい打感、スピンのかかり具合を気に入ってくれています。XSでもショットが飛ばないわけでなく、程よい弾道で飛んでくれるのでそこも気に入ってくれています」(同ツアー担当)。グリーンに近づけば近づくほど凄みを増す古江のプレーを見ていると、「XSでなきゃダメ」とこだわる理由がよく分かるような気がする。
<古江彩佳の14本> ドライバー:ブリヂストンB3 MAX(9.5度) シャフト:藤倉コンポジットSPEEDER NX GREEN (重さ50g台、硬さS) フェアウェイウッド:ツアーB JGR(3番15度) 、フェアウェイウッド:B2HT(7番21度) シャフト:3番/SPEEDER NX GREEN(50g台、S)、7番/SPEEDER NX BLACK(50g台、S) ユーティリティ:B2HT ハイブリッドユーティリティ(4番22度)、ピン G430ハイブリッドユーティリティ(6番30度) シャフト:藤倉コンポジット MCH(60g台、S) アイアン:221CB(6番~PW) シャフト:藤倉コンポジット TR PROTO(85g、S) ウェッジ:ブリヂストン プロトタイプ(50、54度)、BRM2(58度) シャフト:MCI ソリッド/マイルド ウェッジシャフト (85g、S) パター:テーラーメイド スパイダーツアーX ボール:TOUR B XS