【オールカマー展望】重賞連勝を狙うレーベンスティールが主役
「オールカマー・G2」(22日、中山) 主役は重賞連勝を狙うレーベンスティール。前走のエプソムCは、中団から次元の違う脚色で抜け出して快勝。昨年末から惨敗続きだったが、これ以上負けられない一戦で本来の姿を取り戻した。1週前追い切りは美浦Wの3頭併せで最内に入り、滑らかに加速すると6F82秒2-11秒5で併入。仕上がりは良好だ。勝って秋の大舞台へ乗り込む。 秋の復帰戦に臨むサリエラ。天皇賞・春は大敗したが、芝3200メートルの長丁場でG1クラス相手では、さすがに距離適性の差が出た印象だ。全姉サラキアは5歳秋で本格化を遂げ、エリザベス女王杯、有馬記念で2着と急成長。血統の後押しも受け、妹も覚醒なるか。 札幌記念で3着に食い込み、安田記念9着からの反撃に成功したステラヴェローチェ。屈腱炎により長期の戦線離脱を余儀なくされたが、不屈の闘志でカムバック。再びG2タイトルを手にする目前までたどり着いた。久々のタイトル奪取の好機だ。 サヴォーナは重賞未勝利ながら、G2で2着2回&菊花賞5着、天皇賞・春で6着と能力を秘めているのは間違いない。