更年期の症状が出たら食べたい食べ物10
※この記事は、海外のサイト『Prevention』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 ホルモンは生活の一部であり、肉体的、精神的、感情的に、私たちの健康のあらゆる側面に影響を及ぼす可能性がある。月経、妊娠、更年期など、女性は生涯に何度もホルモンの大きな変化を経験する。「クリーブランド・クリニック」によると、閉経前後にエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが減少し始め、ホットフラッシュや気分の変化、寝汗などの症状を引き起こす恐れがあるという。うれしいことに、この変化期の症状を和らげる食べ物がいくつかあるのだそう。
ベリー類
ブルーベリー、ラズベリー、いちごなどのベリー類はすべてカロリーが低く抗酸化物質を豊富に含みます、と話すのは「ボディ・デザインズ・バイ・マリー」の創設者で、栄養士、パーソナルトレーナーのメアリー・サバトさん。「ベリー類は酸化ストレスと闘い、更年期の心臓の健康をサポートします」
カルシウムが豊富な食品
更年期は骨量が減少する可能性があるので、「クリーブランド・クリニック」はチーズ、牛乳、ヨーグルトなどカルシウムが豊富な食品の摂取量増加を勧めている。サバトさんもこの意見に賛成で、これらの食品はすべて骨の健康に不可欠なカルシウムとたんぱく質が豊富だそう。乳製品があまり好きでないなら、色の濃い緑葉野菜(コラードグリーン、ほうれん草、カブなど)や、オートミール、豆腐のようなプラントベースの選択肢を探してみよう。
脂の多い魚
ペスカタリアン、またはシーフードが好きな人に朗報。「さば、サーモン、いわしには、たんぱく質だけでなく抗炎症作用があり、関節痛や更年期の気分の変化の緩和に役立つオメガ3脂肪酸も含まれています」とサバトさんは話す。
ビタミンDを含む食品
カルシウムの豊富な食品を増やすなら、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富な食品も一緒に摂るのがおすすめ。医学誌『ハーバード・ヘルス』によると、ビタミンDが豊富な食品は、牛レバー、卵黄、いわし、まぐろなど。シリアル、オレンジジュース、パスタ、米など、ビタミンDが強化された食品も優れた選択肢。