【紅白】大トリは2年連続でMISIA、矢野顕子と共演、復興・平和への祈り、希望込めたロングトーン
第75回NHK紅白歌合戦が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。 紅組のMISIAは23年に続き、2年連続で大トリを務めた。紅組の最終歌唱は6年連続6回目。未来ある明日へ―。復興、平和への祈り、そして、希望への願いを込めたロングトーンを響かせた。 両側にオーケストラを従えながらも、ステージ中央にはMISIAと、紅白初出演の矢野顕子だけというシンプルな構成。矢野の奏でる繊細なピアノの調べに合わせ、「希望のうた」「明日へ」を熱唱した。 大トリを務めるのは4回目(2020、21、23、24年)。美空ひばりさん、北島三郎(11回)、五木ひろし、SMAP(6回)、森進一(5回)に次ぐ偉大な記録だったが、堂々の歌声で大役をこなした。 2024年は能登半島地震の発生後から、積極的に被災地支援に関わってきた。地元の自治体、避難所と調整した上で、1、2月に炊き出しを実施。7月に復興支援を目的としたチャリティーライブ「PEACEFUL PARK」(石川県産業展示館)を行ってきた。 25年は1月11日の全国アリーナツアー(Aichi Sky Expoほか)から始動する予定。精力的に、全国各地に歌声を届けていく。
報知新聞社