堀江氏宇宙産業の可能性語る 金沢JCシンポ
金沢青年会議所(JC)の「かなざわスペースシンポジウム」は27日、金沢市の金沢歌劇座で開かれた。実業家の堀江貴文氏と、同氏が出資する北海道の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」の稲川貴大社長が宇宙産業を盛り上げる方法を語った。 堀江氏は「ロケットの打ち上げは地理的制約を受けるため石川では無理だが、部品の製造は可能だ。自治体や企業の熱意次第で、宇宙産業は作り出せる」と力説。稲川氏は「ロケットは単なる輸送手段。宇宙から地上の生活を豊かにすることが大切だ」と述べた。 金沢JCによる金箔をロケットで宇宙に打ち上げた事業や、会員の宇宙産業に関する新規事業も紹介された。冒頭、小杉龍平理事長があいさつした。