西郷村の盛り土 造成した男性を県が刑事告発(福島)
西郷村に造成されている盛り土を巡り、県は11日、盛り土規制法違反の疑いで埼玉県の男性を刑事告発しました。 県は6月に、盛り土を造成した埼玉県の男性に対して、現場の安全を図るよう改善命令を出していました。 しかし、これまでに対応が取られていないことから、県は11日、埼玉県の男性を盛り土規制法違反の疑いで刑事告発し、白河警察署が告発状を受理しました。 盛り土規制法に基づく刑事告発は、全国で初めてとみられます。 現場の盛り土は行政代執行により、県が2億5000万円余りをかけて、約1万5000?の土砂を取り除く計画で、そのうちの7割ほどがこれまでに撤去されたということです。