【阪神】茨木秀俊「自分も早く1軍で」22年夏の新潟大会決勝で投げ合ったロッテ田中晴也が3日にプロ初勝利
<ウエスタン・リーグ:阪神1-0中日>◇4日◇鳴尾浜 高卒2年目右腕、茨木秀俊投手(20)が7回2安打無失点、5奪三振と快投した。 【写真】帝京長岡時代の茨木秀俊(左)と日本文理時代の田中晴也 4回1死から中日辻本倫太郎内野手(22)に左安打を浴びるまで無安打、無四球投球。コースを丁寧に投げ分け、140キロ台の直球にスライダーやチェンジアップを織り交ぜて得点を与えなかった。「ストライク先行で投げられたことが一番良かった。緩急を使って、打者に絞らせなかったところが良かった。全球種でストライクが取れた」と手応えをつかんだ。 和田豊監督(61)も「今日は見てても不安もなく、しっかり投げられていた。内容としては、今シーズン一番いい内容で、そこで勝ちつけてやりたかったけど、責任回数はしっかり投げられたので今日は本当よかったです」と絶賛した。 前日3日には帝京長岡3年時の22年夏の新潟大会決勝で投げ合った、ロッテ田中晴也投手(20)がプロ初勝利を挙げ、「同級生も1軍で活躍し始めてますし、自分も早く1軍で勝てるようにならないといけないので1日1日を大切にしたい」と刺激を受けた。