北京が5G基地局密度で中国トップに
【東方新報】北京市は4月現在、約11万4500の5G基地局を建設しており、人口1万人当たりの基地局密度は52局で中国第1位であると、17日に当局者が述べた。 北京市通信管理局の蘇少林(Su Xiaolin)局長は、「北京市は信号のアップグレードキャンペーンを積極的に推進しており、主要エリアにおけるネットワークカバレッジの向上に注力している」と述べ、大規模な接続性で全国をリードするという同市の野心を強調した。 インターネットの10 Gbpsへの移行を加速させるため、北京市は国内初の10 Gbps光ネットワーク計画を含むいくつかのイニシアチブを実施したと蘇局長は述べた。 4月までに、北京の5Gモバイル加入者は2127万人に達し、同市の全モバイルユーザーの53.1パーセントを占めた。さらに、ギガビット・ブロードバンドユーザーは254万人に急増し、ブロードバンドユーザー全体の26.9パーセントを占めたという。 さらに、862の5G仮想プライベート・ネットワークが、スマート教育、ヘルスケア、観光、メディア・コンバージェンス、コネクテッドカー、産業インターネットを中心に、さまざまな業界にわたって構築されている。北京は、5G技術の変革力を紹介する実証プロジェクトを積極的に展開している、と蘇局長は述べた。 北京は4月現在、国内最大のインターネット企業数を誇り、その数は2万2000を超えている。また、ウェブサイト登録数も全国2位で、40万5600のウェブサイトが登録されているという。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。