首位打者・大谷翔平を猛追するアラエス 三振率はメジャートップで大谷の1/3 二人の違いは?
パドレスのルイス・アラエス選手が2試合連続の4安打をマークし、シーズン72安打で大谷翔平選手を上回ってMLB単独トップに立ちました。 【画像】危ない!! 大谷翔平の頭にファウルボールがあわや直撃 本人はカメラを見つめビックリの表情 打率でも大谷選手の.348に対し、.341と猛追するアラエス選手ですが、打撃成績には大きな違いが見られます。
■長打では大谷翔平に軍配
まずは長打。大谷選手は昨季ア・リーグのHR王に輝くなど、言わずと知れたHRバッターですが、アラエス選手は昨季10本。今季もここまで1本とその違いは歴然。 長打やホームランになる可能性が高い打球を表す“バレル”という指標でも1.5%と20.3%の大谷選手に大きく水をあけています。
■三振率は大谷翔平の1/3
そんなアラエス選手ですが、大谷選手に勝るのは三振の少なさ。 今季はわずか14三振で、これはメジャーでも2番目に少ない数値(規定打席到達選手)。『.062』をマークする三振率はメジャートップで、大谷選手の数値の1/3となっています。 昨季のナ・リーグ首位打者と昨季のア・リーグMVPが争う今季。全くスタイルの違う二人による首位打者争いにも注目です。