(写真：Getty Images)

27日にアメリカで行われたプレシーズンマッチでアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。 アーセナルは若手中心のメンバー構成になるなかで、主将のウーデゴールや、ジェズス、トロサール、ジョルジーニョ、ホワイト、ジンチェンコといった昨季までの主力が先発。ユナイテッドの方はアマスとコリアーを除けば主力と呼べる顔ぶれとなり、新9番ホイルンドや新入りのヨロもスタートから出場した。 試合は開始10分に動く。自陣左サイド深くのラッシュフォードが前線に浮き球パスを送ると、高い位置でキープしたホイルンドがヘヴンを抑止を物ともせずにボックス左まで侵攻。最後は左足でネットを揺らし、ユナイテッドが先手を奪う。 幸先よく先制したユナイテッドだが、16分にホイルンドの負傷交代を強いられると、26分にトロサールのパスをボックス左で受けたヌワネリの折り返しを中央のジェズスが右足ワンタッチ。アーセナルが前半のうちに追いついてみせる。 35分にも新加入ヨロの負傷交代を余儀なくされ、さらに雰囲気を悪くするユナイテッドだが、1-1でハーフタイムに。後半から互いに交代を施すなかで、なかなか次のゴールが生まれず、拮抗した流れになるが、終盤に動く。 81分に敵陣左サイドでボールを受けたマルティネッリが相手17歳スカンロンをカットインで振り切り、ボックス左から右足フィニッシュをニアに決めたアーセナルが逆転し、2-1で勝利。結果を問わずに予定したPK戦では4-3でユナイテッドに軍配が上がった。 アーセナル 2-1 マンチェスター・ユナイテッド 【アーセナル】 ガブリエウ・ジェズス(前26) ガブリエウ・マルティネッリ(後36) 【ユナイテッド】 ラスムス・ホイルンド(前10)