小崎連「目標にしているものを手に入れるということは簡単なことではない。つかみ取りに行きたい」【ROAD TO UFC】
「ROAD TO UFC シーズン3」(5月19日、中国・上海パフォーマンス・インスティチュート)に出場する小崎連(リバーサルジム久喜)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結したトップアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。今回は男子フェザー級、男子バンタム級、男子フライ級、女子ストロー級の4つの階級で行われる。 小崎は男子バンタム級1回戦でダーエミィスウ・ザウパースー(中国)と対戦する。 ◆ ◆ ◆ 上海でファイトウィークを過ごしている現在のコンディションはいかがですか? 「コンディションはぼちぼちいい感じです! 体重も、体もおかげさまで順調です。月曜日にこっちに来たのですけど、1週間がすっごい長いなって。早く時間経ってくんないかなっていうぐらいで過ごしています(笑)」 海外の試合は初めてですか? 中国で中国の選手と試合をする、つまりアウェーになることについてどんなことを思っていますか? 「試合で海外は初めてです。……どうなんですかね?(笑)あんまり考えてはないんですけど。中国で中国人とやるっていうことに対しては、あまり実感がないのと、それがどういうものなのかっていうのは別にそんなに考えていないっていうのと。あとは実際その試合になってみないと、雰囲気とかも分からないから、今はなんとも言えないなっていう。今はアウェーだなって感じることはあんまりないです」 RTUへの参戦が決まったときのことを振り返っていかがですか? 「決まったときは正直自分でいいのかなっていうのと、あとはまさか出られるとは思ってなかったので“マジか!”っていう、それが最初の率直な気持ちでした。他の選手たちに比べると僕は全然、日本での実績もない中で、今回たまたま入れたと思っているので。ここでチャンスがもらえたからしっかりそれを生かせればいいなという感じです」 どんな姿を見せたいですか? 「試合は何があるか分からないなかで、僕は“何かを起こせる”という自信があるというか。何かひとつでも勝てるポイントがあれば持っていけるような感じにはあるので、そこで勝負するという感じで今はいます」 対戦相手のダーエミィスウ・ザウパースー選手の印象は? 「基本的には全部できて、特に組みの展開でのコントロールや、フィジカルとか体のバランスがすごくいいなっていう印象です。相手がやりたいことをさせない展開を作るようにして、その流れの中でどこかひとつ自分の良い印象が残るポイントを作って、最終的にフィニッシュできたらと思っていますが、試合では何が起こるか分からないので、自分ができることを精いっぱいやって、その中で勝ちにつなげられたらいいかな、という感じで考えています。自分が相手を触れて相手は僕のこと触れないっていう距離感を最初に作れれば少しやりやすくなって試合を作っていけるかなとは思っているので、そこがキーポイントかなと。ケージなのでリングのようにサークリングが結構難しかったりコーナーに詰まっちゃったりすることなく回れるので距離設定がうまくできるかなって」 高校球児だったそうですが、いかにして格闘技の道へ進んだのですか? 「もともと格闘技好きで、ちっちゃい頃に野球か格闘技かをテレビで見て好きだったので、たまたま野球のほうに行ったっていうだけで、興味はあってやってみたいなっていうのはあって。高校生の時は寮生活をしていて、その頃にRIZINが盛り上がっていてみんなで見ているなかで“やっぱりやってみたいな”と思ったのがきっかけです」 憧れのUFCはどのような舞台なのでしょうか? 「憧れっていうかそこへの切符も、もし手に入れることができたのならば自分にとってすごい人生の財産になると思いますし、それだけで宝物じゃないですけど、目標にしているものが手に入るということは、人生の中でそう簡単にできることじゃないと思うので。そういうチャンスが若いうちに巡ってきてくれたことには感謝し、それをつかみ取りに行きたいなっていう気持ちがあります。もう突っ走るしかないですね!」 U-NEXTで応援している皆さんにメッセージをお願いします! 「皆さんにインパクトを残してしっかりとフィニッシュして勝ちたいと思うので応援よろしくお願い致します!」 なお大会の模様は19日19時からライブ配信される。