花澤香菜のZeppツアーがスタート!「未来に向けての高揚感を一緒に感じてもらえるようなライブに」
花澤香菜のZeppツアー『HANAZAWA KANA Zepp Tour 2024 "Memoirs and Fingertips"』が始まった。本ツアーは、9月からの横浜、大阪、名古屋で開催の[Memoirs]編、10月からの福岡、札幌、東京で開催の[Fingertips]編では、それぞれ異なる内容が予定されている。 【写真を見る】花澤香菜 今回、9月8日のKT Zepp Yokohama公演を終えたばかりの彼女へインタビューを慣行し、アーティスト活動についての考えや、ライブの見所や意気込みを語ってもらった。 ーー花澤さんにとってアーティスト活動はどのようなものですか? 「自分を知り、成長しようと努力するもの。ファンの皆さまへ直接感謝が伝えられる大切な場所です。アーティスト活動を始めたら、当たり前ですが、自分の内面と向き合わざるを得ない場面がたくさん出てきました。 歌詞を書いたり、自由に思いを歌にのせたり、私だけを観に来てくれる人達に向けて何を伝えたいのかを考えたり。『自分なんかが』と睨みつけてしまう思考の癖があるので、最初はそれらがすごく難しいことでした。でも内面に寄り添うことで、その時々のなりたい自分が見えて、前に進めたように思います。 そして、応援してくださるファンの皆さまには、楽曲やライブを通してめいっぱい楽しんでいただきたいし、私も一緒に幸せな思い出を積み重ねていきたいです。それができるのがアーティスト活動だと思っています」 ーーライブの見所や意気込みを教えてください 「声優デビュー20周年を記念したアルバム『追憶と指先』のツアーです。タイトルの『追憶と指先』には、一つの区切りではあるけれど集大成ではない、まだまだこれからだぞという思いを込めました。 楽曲も、そんな期待と不安の入り混じる自分の背中を指先でぐいっと押してくれるような、頼もしいものが揃っています。その音楽を全身で浴びながら、未来に向けての高揚感を一緒に感じてもらえるようなライブにしたいです!」 ーー見に来てくれる方へのメッセージをお願いします 「横浜公演をやってみて思ったのは、観に来てくださる皆さまとの距離がとても近く、ここでしか生まれない一体感があるということでした。Zepp最高!一緒に歌ってもらう時にもよく声が聴こえるし、お顔の表情もよく見えます。疲れてきたかな?座ってもらおう!とか、ここから一気に盛り上げるぞ!とか、舵を取りやすかったです。 ああ...なんか立派にやっているように書いていますが、横浜では調子に乗って踊りまくった末にニットワンピの糸を機材に絡ませてしまい、みょーんと引っ張られるマヌケな姿を晒しています...。 とにかく!今回は映像も使わずに、シンプルに音楽を楽しんでいただく内容になっています。というか、私が歌うことだけに集中して思いっきり楽しんでいるライブになっています。新曲から初期の曲まで幅広く歌いますので、アルバムのライブだからと身構えずに気軽に参加していただけたら嬉しいです!」 文=HOMINIS編集部
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