根尾昂選手に勧めた、あるトレーニング【立浪和義の超野球論】
気になった始動の遅れ
春季キャンプでの根尾。プロらしい顔になってきた
今回、ドラゴンズの春季キャンプに行った際、与田剛監督の許可をいただき、あくまでもアドバイス程度ですが、若い選手にも声をかけさせてもらいました。 その中の一人が、昨年ドラフト1位で大阪桐蔭高から入団した根尾昂選手です。将来のドラゴンズを背負って立つ才能豊かな選手であることは間違いありませんが、昨年は故障もあって出遅れてしまい、二軍でも納得のいく結果は出せませんでした。 見ていると、プロの速い球、特にインサイドにどうしてもタイミングが遅れてしまうという弱点がありました。こうなるとインコースに差し込まれ、そうならないようにと早く動くと、ボールを迎えにいくような動きになり、外の変化球に簡単に泳がされてしまいます。 これは・・・
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週刊ベースボール