最も集客したクラブは?Jリーグ観客数ランキング31位。史上最低のシーズン…。終盤にほぼ満員を連発した理由は?
明治安田生命Jリーグは2023シーズンの全日程を終えた。長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する。
大宮アルディージャの本拠地であるNACK5スタジアムは、ピッチとスタンドの距離が近く、関東圏屈指のサッカー専用スタジアムと言える。4連勝をした後の第40節ヴァンフォーレ甲府戦で最多となる1万1827人が集まり、ほぼ満員となった。最終節の東京ヴェルディ戦では1万875人。残留の可能性があったため、今季は終盤に1万人を超える観衆が集まった。 今季最低は第20節の藤枝MYFC戦の3427人だった。ただ、4000人を下回ったのはその1試合のみで、今季の半分以上の試合で5000人を超えていた。J1にもいた関東圏のチームであるだけに来場者数は安定している。 その一方で、今季も大宮はリーグ戦で大苦戦。4月12日の第9節から7月1日の第23節まで2度の6連敗を含む15試合白星なし。第36節から第39節まで4連勝を記録し、残留に向けて息を吹き返したが、それも実らず。J3降格となってしまった。来季はJ3で戦うことになったが、大観衆を背に1年でJ2復帰を果たすことができるだろうか。
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