ヘンリー王子、今月末にイギリスに帰国 チャールズ国王とウィリアム皇太子の動きに注目集まる
王室時代に務めていたパトロン職のほとんどを王室離脱と共に女王に返上したヘンリー王子。ほんの一部の組織に今もパトロンとして関わっているが、その1つであるウェルチャイルドの授賞式に出席するためイギリスに帰国することが明らかになった。王子が声明を発表した。 【写真】「ロイヤルの外遊を真似ている」ヘンリー王子&メーガン妃、コロンビア訪問のベストショット
ウェルチャイルドは深刻な病気と闘っている子どもたちとその家族をサポートするチャリティ組織。16年前からこのチャリティに関わっている王子は度々授賞式に出席、子どもたちと対面する時間を作っている。今年も参加するに当たって声明を発表、「今年も複雑な医療的ニーズを抱えながら生きている子どもたちの驚くべき勇気と功績を讃えることができて光栄」だとコメントしている。「このような素晴らしい若者たち、彼らをたゆまずサポートする献身的な介護者や看護師、専門家は私たちみんなに勇気を与えてくれます。このような素晴らしい人たちを表彰できるのは光栄なことです」と述べている。
王子のスポークスパーソンは帰国後の王子の予定を明かしていない。そのためチャールズ国王やウィリアム皇太子と会うのかどうかはまだわかっていない。先週9月15日に王子が40歳の誕生日を迎えた際、国王と皇太子はSNSにメッセージを投稿して王子の誕生日を祝福した。国王と皇太子が公に見える形で王子の誕生日を祝ったのは3年ぶり。イギリスマスコミやロイヤルファンからは国王と皇太子が王子との関係を修復したいと思っている証拠だという見方も浮上している。一方でこのメッセージは和解とは関係なく、エリザベス女王のルールを適用しただけだという説も。女王は、公務についていないロイヤルファミリーの誕生日の場合、新たな10年に入る年、つまり1の位がゼロの年にだけSNSで祝福していたそう。今年王子は40歳でそれに当てはまるため、国王もメッセージを投稿したという説もある。国王や皇太子が関係改善を望んでいれば、次の帰国に合わせて何かが起きる可能性もありそう。