去年、芥川賞を受賞した小説家市川沙央さんの手形モニュメントがふるさとである大和市でお披露目されました。 除幕式に出席をした大和市出身の小説家市川沙央さんは10歳のころ、筋力が低下する難病「先天性ミオパチー」と診断されました。 市川さんは去年、同じ障害のある女性が主人公の小説「ハンチバック」でデビュー、重度障害者としては初の「芥川賞」を受賞しました。 この功績を讃え、大和市から「市民栄誉賞表彰」が贈られ、記念に手形モニュメントが作られました。 市川さんは、大和市を誇りに思っている、いつか大和市が舞台の小説を書きたいと話しました。 第169回芥川賞受賞小説家・市川沙央さん 「この経験は、楽しくて励みになった。だからこのようなものが大和市の方々の目に触れて恥ずかしいけど、とてもありがたい」 市川さんの手形モニュメントは市役所正面玄関と公共施設「シリウス」に設置されます。