黒部峡谷鉄道トロッコ電車 10月5日から折り返しの「猫又駅」でも乗降可能に 新たにホーム設置20分間の停車 富山
黒部峡谷鉄道は能登半島地震の影響で折り返し運転となっている「猫又駅」について、10月5日から観光客が乗り降りできるようにすると発表しました。 【写真を見る】黒部峡谷鉄道トロッコ電車 10月5日から折り返しの「猫又駅」でも乗降可能に 新たにホーム設置20分間の停車 富山 黒部峡谷鉄道は1月1日の能登半島地震で「鐘釣橋」が落石などにより損傷し、トロッコ電車の通行ができなくなっています。 このためトロッコ電車は終点の「欅平駅」まで行かず手前の「猫又駅」までの折り返し運転をしています。 ところが猫又駅には、作業員用の停車ホームはあるものの客車13両のトロッコ電車のホームがないため、乗客はホームに降りることなく到着後わずか2分でそのまま折り返して運転しています。 今回、黒部峡谷鉄道側は「猫又駅」の別の引き込み線に観光用の新しいホームを設置、乗客がホームに降り立つことができるようにするということです。 これにより猫又駅の停車は20分間となり、乗客は黒部峡谷の山並みを眺めることができるということです。 トロッコ電車の乗車時間は、猫又駅までの片道50分に加え20分の停車時間が加わり、往復120分となります。 黒部峡谷鉄道は、10月5日から猫又駅での乗降タイムを設けることで、猫又周辺の紅葉を存分に満喫してほしいと話しています。
チューリップテレビ