被災地支援で運動指導 石川ユナイテッド総会・理事会
石川県内のトップスポーツ8チームで構成する一般社団法人「石川ユナイテッド」は7日、金沢市の北國新聞会館で社員総会と理事会を開き、県と連携した能登半島地震被災地の支援事業として、避難所や仮設住宅で生活する被災者向けの運動指導・スポーツ体験会開催を確認した。 高齢者らの運動不足解消や災害関連死防止を目的に、各チームの選手が七尾、輪島、珠洲、志賀、穴水、能登の3市3町で実施する。開催場所や日時は調整中。ツエーゲン金沢は被災地の子どもを対象に、金沢ゴーゴーカレースタジアムでサッカー教室を開く。 ●ロゴマークを作成 新たに石川ユナイテッドのロゴマークを作成し、ホームページも開設する。ロゴは勝利の「V」をかたどった拠点施設に丸印で表した観客が入ってにぎわいが生まれる様子をイメージした。 石川ユナイテッドには、石川ミリオンスターズ(野球)、ツエーゲン金沢(サッカー)、金沢武士団(サムライズ)(バスケットボール)、PFUブルーキャッツ(バレーボール)、北國銀行ハニービー(ハンドボール)、金沢学院クラブ(バドミントン)、ヴィンセドール白山(フットサル)、金沢ポート(卓球)の8チームが加盟している。各チームは今季も引き続き、ホーム戦1試合を「県民スペシャル応援デー」とし、スポーツ観戦文化を浸透させる。 任期満了に伴う役員改選が行われ、次の各氏が選任された。(○は新任) ▽会長・代表理事 飛田秀一(北國新聞社名誉会長)▽代表理事 端保聡(石川ミリオンスターズ社長)▽理事 端陽造(石川ツエーゲン事業統括)中野秀光(金沢武士団社長)蓮池学(PFUブルーキャッツ代表)中村和哉(北國銀行会長・日本ハンドボールリーグ代表理事)秋山稔(金沢学院クラブオーナー)鈴木修平(ヴィンセドール白山代表理事)西東輝(金沢ポート社長)○青木恵(北國新聞社広報室長)▽監事 小中寿一郎(北國新聞社専務)吉谷哲朗(公認会計士)