春の全国交通安全運動が４月６日から始まるのを前に、５日に岩手県庁で開始式が開かれました。 高橋礼子アナウンサーが一日交通部長に任命され交通安全を呼びかけました。 ５日は県警本部で一日交通部長の交付式が開かれ、各局のアナウンサー５人に県警の吉田知明交通部長から委嘱状が手渡されました。 一日交通部長のタスキを掛けた高橋アナウンサーの敬礼もきまっています。 高橋アナウンサーは街頭でチラシを配ったりマイクを使ったりして交通安全への協力を呼びかけました。 高橋礼子アナウンサー 「歩行者もドライバーも手を使って意思表示をして、お互いに思いやり譲り合いの気持ちを持ちましょう」 また５日は県庁で開始式が開かれ、盛岡市内の園児が元気いっぱいに交通安全を誓っていました。 園児誓いの言葉 「ぼくたちわたしたちは飛び出しは絶対にしません」 春の全国交通安全運動は新入学のシーズンで通学に慣れていない児童や生徒の事故が増える傾向にある毎年４月に展開されています。 ２０２４年１月から３月末までに県内で発生した交通事故は３１１件と２０２３年の同じ時期より減っていますが、高校生や子どもの事故は増加しています。 県警は運動期間中、通学路の見守り活動やパトロールを強化する方針です。 県警察本部　吉田知明交通部長 「事故に遭わない・起こさないためにも、ドライバー・歩行者それぞれ交通ルールを守ってもらい、安全な交通行動をとってもらいたい」 また犯罪防止に取り組む春の地域安全運動も６日から始まり、どちらも４月１５日までの期間中、事故防止や防犯が呼びかけられます。