「野菜が食べたい」の声に応えて“手作り弁当” 能登半島地震の2次避難所でJAが提供
能登半島地震で被災し、石川県小松市で2次避難生活を送る被災者に、JA小松市では地元の野菜をたっぷり使った手作りの弁当を提供しました。JA女性部加工部会では被災者へのアンケートで「野菜が食べたい」という意見が多かったことから、地元で栽培されたダイコンやフキタチ菜を使った煮物など、野菜中心の弁当を提供することにしました。 【写真を見る】「野菜が食べたい」の声に応えて“手作り弁当” 能登半島地震の2次避難所でJAが提供 19日は2次避難所の「あわづグランドホテル」と「おびし荘」で弁当80個が被災者に届けられました。 輪島市からの避難者「手作りのお惣菜は久々。小松の方には本当にお世話になっている。感謝しかない」 珠洲市からの避難者「切り干し大根懐かしい味。はやく帰りたくなった。自分で作りたくなった」 JA小松市女性部部長の中田由利香さんは「どちらの避難所にうかがっても喜ばれる。気持ちを伝えるという思いで提供している。喜ばれる姿を見て嬉しい」と話していました。手作り弁当は来週26日にも小松の2次避難所、4か所で提供される予定です。
北陸放送