５回無死、左前安打を放つ長岡秀樹（カメラ・今成　良輔）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト３―１巨人（１２日・神宮） 　ヤクルトはドミンゴ・サンタナ外野手の同点弾と決勝打で逆転勝ちとなった。２番に入った長岡秀樹内野手が４打数４安打１打点の固め打ち。１１日の試合から７打数７安打となった。 　高津臣吾監督は「この３連戦で初戦、２戦は１点差。やっぱり競ったゲームをこうやってものにしていかないとね。そこに首位、上位との差というのがあるのかなと、試合中に思いましたね。１点を防ぐとか、あと１点をどうやって取るかというところが非常に難しいのが野球であって、そこのせめぎ合いをやっているわけでね。まあ、１勝２敗でしたけど、内容としてはそんなに悪くない３連戦だったのかなと思います」と振り返った。 　殊勲打の助っ人については「ランナーを置いたところで、非常に頼りになるバッターですし、非常にスマート。頭がいいですしね。すごく配球も読んでスイングを仕掛けてくれている」と称賛。１１日の３安打に続いて、４安打を放った長岡については「昨日３本打って、きょう４本だから、悪い状態ではないことは確かでしょうけどね。車の運転に気をつけてほしい。こういう時は当たりやすいので」と笑みを浮かべていた。