辻仁成、元妻・中山美穂さんを追悼「不意の悲しい知らせがあり」「一日、祈っていた」
6日に東京都内の自宅で死去した俳優で歌手の中山美穂さん(享年54)の元夫で、作家・アーティストの辻仁成が8日に自身のサイトで、中山さんを悼んだ。 【写真】美穂さんの自宅マンションに入る妹・忍 辻は「フランスごはん日記『もう一度、函館のいかめしに負けない、フランス風イカ飯』」のタイトルでサイトを更新。「某月某日、不意の悲しい知らせがあり、昨日は日記をお休みして、一日、祈っていたのである」とつづり始め、中山さんの名前こそ記さなかったが元妻を追悼したことを明かした。そして「息子のことが心配なので、昨日はずっと息子君に寄り添っていたのだ。だから、365日、一度も休んだことがなかった日記が書けなかった。できれば、みなさん、息子も頑張っているので、そっとそっと、見守ってやって頂けると、まじで、父ちゃんは嬉(うれ)しいのである。※ よろしくお願いいたします」と息子の心情を思い、周囲への配慮を求めた。 さらに「ぼくの母さんが言いました。『ひとなり、辛い時は、じゃんじゃん炒(いた)めて、がんがん食べなさい』昨日は、たくさん話をしたあと、息子と食事をし、母がぼくに託したこの言葉を伝えたのでした。はい、昨日、父ちゃんが見上げていた、ノルマンディの空です。どうぞ、、、、」と記して、雲の間から光が差すショットを複数投稿した。 その後、同サイトの定番となっている料理のレシピについて記し、最後に「今日も読んでくれてありがとうございます。日々を丁寧に生きる。いろいろなことがあって、それでも、人生は続きます。息子君が大好きなこのフランス風イカ飯、で、元気になってほしいです。また、明日」と中山さんが亡くなった現実を受け止めたメッセージで締めくくった。 辻は中山さんと2002年に結婚、04年に長男が誕生したが、14年に離婚。息子とはパリで暮らしてきた。
報知新聞社