撮影にかける思いなど語り合う 写真家平間至さんとクリエイティブディレクター箭内道彦さん 福島県郡山市
写真家平間至さんと、福島県郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんのトークショーは4日、郡山市立美術館で行われ、写真の魅力や撮影にかける思いなどを語り合った。 25日まで美術館で開かれている「平間至展 写真のうた」の関連企画で、約130人が来場した。 箭内さんは平間さんとは30年近い付き合いとし、一番好きな写真は選べないほど全てが特別と強調した。「被写体の方と一緒に作品をつくっている」と、相手との関係性を築いてシャッターを押す平間さんの撮影スタイルの魅力を述べた。 平間さんは自分自身がワクワク、ドキドキしながら撮れば、鑑賞する人に気持ちは伝わると撮影時のヒントを説いた。3日まで市内で開かれた「郡山うねめまつり」のエンディングテーマソングを手掛けた箭内さんの活躍を振り返り、「郡山の文化を耕している人」と称賛した。