「宮島かき祭り」今シーズンも中止 生育不良が原因 広島
広島ニュースTSS
毎年2月に開かれていた冬の風物詩、「宮島かき祭り」が「生育不良」を理由に中止されることになりました。 「宮島かき祭り」は広島のカキの魅力を知ってもらおうと、毎年2月上旬に2日間にわたり開催され、県の内外から多くの観光客が訪れる一大イベントです。 主催する宮島観光協会によりますと、カキの「生育不良」を理由に来年の開催を見送ることにしたということです。 広島が生産量日本一を誇る「カキ」。 カキの水揚げは毎年10月1日が恒例ですが、夏の猛暑が影響し海水温が下がらず、今年は、20日遅い水揚げとなりました。 「宮島かき祭り」の「生育不良」による中止は2年連続で、新型コロナの感染が拡大した2021年以降、開催されていません。 宮島観光協会によりますと、「別の祭りでカキを振舞えないか検討している」と話しています。
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