「ドジャースは、トップクラスの選手たちを積極的に獲得しようとしている」米紙記者の予想に「タイトルの可能性を高めるためにも…」とド軍メディア追随
ロサンゼルス・ドジャースがトレード市場で大きな動きを見せるかもしれない。現地7月30日に迎えるトレード期限に向けて、米メディアは各球団の補強動向を随時報道。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は積極的に動く球団を複数挙げ、そのなかにドジャースの名前を入れた。 【動画】現地7月10日の試合で大谷が放ったタイムリーをチェック! ドジャース専門メディア『Inside the Dodgers』はナイチンゲール記者の報道を受け、「トレード期限までに活発に動く球団のひとつにドジャースが挙がった」と伝え、続けて「買い手となる多くの球団がトレード交渉に積極的になるだろうし、数少ない売り手のなかから最高の選手を獲得するには熾烈な競争になるだろう。タイトルの可能性を高めるためにドジャースは争奪戦を制したい」と、補強の必要性を訴えた。 同メディアが補強候補に挙げたのは、ボー・ビシェット内野手(トロント・ブルージェイズ)、ポール・デヨング内野手、ルイス・ロバートJr.外野手、ギャレット・クローシェイ投手(いずれもシカゴ・ホワイトソックス)、ランディ・アロザレーナ外野手(タンパベイ・レイズ)で、「どの報道を読むかにもよるが、チームは内野、外野、投手、あるいはこれらすべての選手を検討している可能性がある。どのポジションにも獲得に動く理由がある」と状況を説明した。 クローシェイ投手に関しては、一度ドジャースがホワイトソックスにオファーしたものの、拒否されたという報道があり、ドジャースは条件を変更して再度交渉に臨んでいるという。同メディアもとくに投手の補強は必須とし、「もし、今シーズンの最高投手のひとり、クローシェイを獲得できれば、ドジャースはローテーションに欠けていた強力なサウスポーを擁することになる」として人気銘柄の獲得を期待した。 「仮にクローシェイを獲得できなかったとしても、補強が失敗したというわけではない。ただ、開幕前に行なった多大な努力(大型補強)を考えれば、ビッグネームの投手を加えないのは期待外れと言わざるをえない」 さまざまな米メディアがドジャースの補強動向を伝えているなか、実際にどのような動きを見せるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部
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