セクハラ認定の町長が辞職願 岐阜県池田町
女性職員らへのセクハラが第三者委員会によって認定された岐阜県池田町の岡崎和夫町長(76)は25日、辞職願を町議会議長に提出した。 26日の臨時会で同意が得られれば、同日付で辞職となる。 25日に記者会見した岡崎氏は「辞職に相当するという意見を真摯(しんし)に受け止めた」と説明。セクハラ行為に関し「相手の職員がそう思ったということだから、認めざるを得ない」と話し、被害者に対し「本当に申し訳ない」と謝罪した。 岡崎氏を巡っては、被害の訴えを受けて調査していた第三者委が24日に報告書を公表した。20年ほど前から女性職員らの手や胸を触ったり、「結婚しないの」などと発言したりしていたとして、15人に対するセクハラ行為を認定。「町長は辞職するのが相当だ」と指摘していた。