関根「負けたくない」 22日夜、日韓戦―サッカー五輪予選
【ドーハ時事】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU23（23歳以下）アジア・カップで、8大会連続12度目の出場を目指す日本は22日に1次リーグB組最終戦（ドーハ）で韓国と対戦する。 キックオフは午後4時（日本時間同10時）。ともに勝ち点6で既に8強入りは確定。勝った方がB組1位となって準々決勝ではA組2位と当たり、負けるとA組1位との対戦になる。 直近では昨秋の杭州アジア大会決勝でぶつかり、1―2で逆転負け。アジア杯予選を優先していた日本は主力を呼ばず、この世代の「Bチーム」とも言えるメンバー構成だったのに対し、韓国はオーバーエージ枠も使っていた。 とはいえ、出ていた選手には悔しい記憶として残る。関根（柏）は「レベルの違いを感じた。あの基準をずっと頭の中に持って、今までやってきた」と振り返り、「韓国なので負けたくない」と闘志を燃やす。 韓国とは得失点差でも並んでおり、大会規定により引き分けた場合はその場でPK戦によって順位を決める。もちろん90分間で勝ち切るのが理想。大岩監督は「大会前から理解はしていたが、いざそうなると不思議な感じ。日頃からPK練習をしているので、自信を持って送り出したい」と話した。
