USJ・ハリポタ新アトラクションは杖で魔法をかけられる!?
USJ・ハリポタ新アトラクションは杖で魔法をかけられる
大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は12日、映画「ハリー・ポッター」の世界を再現した「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター)」の新たなアトラクション「ワンド・マジック」と「ワンド・スタディ」の導入を発表した。また、同日夜にはハリポタ大ファンの女優、広瀬アリス・広瀬すず姉妹が駆けつけ、劇中に出てくる車を浮かす「魔法」を披露し盛り上げるなど、新しい魔法の誕生を祝った。アトラクションは13日から楽しめる。
杖をつかって魔法をかける!?
USJによると、今回導入されたアトラクション「ワンド・マジック」は、杖を使って魔法をかける体験ができるというもの。 マジカル・ワンドという杖を手に入れ、一緒に付いている地図を広げると、ホグズミード村の路地裏や石造りの壁など、様々な場所がいくつか記されている。 その場所で呪文を唱えながら杖をふると、炎が立ち上がったり、雪が降ったりと「魔法」をかけることができるのが特徴だ。ただ、単に杖をふっただけでは魔法はかからない。何度か試みてやっとかかった時のうれしさがたまらないようで、両手を上げて喜ぶ人の姿も多くみられた。
一方、ワンド・スタディはホグワーツ魔法魔術学校の4寮の生徒たちが魔法のかけ方を練習するショー形式のアトラクション。 その生徒たちが、失敗を繰り返しながら練習に励む様子などが描かれ、それをみているゲストが、魔法をかける手伝いをすることもあるという。10分間、魔法を目の当たりにできるため、こちらも楽しめそうだ。
その新しい魔法の誕生を祝うため、ハリポタファンの広瀬アリス・すず姉妹がオープニングセレモニーに駆けつけた。招待されその様子を見守っていたファンらは、2人の登場に歓声をあげる。 ホグワーツ魔法魔術学校のおなじみの制服姿に身を包んだアリスさんは、今回の新アトラクションを体験し「魔法をかけてみたいという夢が叶った」とうれしそうに話す。 また、すずは「魔法学校の生徒になったみたいで感動した」と笑顔で話していた。
セレモニーの最後には、劇中にも登場した空飛ぶ車「フォード・アングリア」が登場。広瀬姉妹らが杖を手に呪文を唱えると車が劇中同様に浮かび上がり、ホグワーツ城の前を飛ぶなどリアルな「魔法」を披露。新しい魔法の幕開けに花を添えた。