春の七草で無病息災を 西条で収穫・出荷最盛期(愛媛)
全国トップクラスの「春の七草」産地・西条市で七草の収穫・出荷が最盛期を迎えている。七種の若菜を入れたかゆを食べて無病息災を願う「人日の節句」(7日)に向け、生産者は正月返上で刈り取りやパック詰めに精を出している。 JAえひめ未来によると、管内では14軒の農家が計約15ヘクタールで栽培している。今年は暖冬を見越し種まきの時期を遅らせるなど調整。病害虫の発生はあったが全体的な生育はおおむね良好で、4日までに京阪神を中心に約80万パックの出荷を見込む。店頭価格は400~500円台という。
愛媛新聞社