【京王杯2歳S】AIの本命はヒシアマン 自慢の末脚で「圧勝」した経験が複勝率66.7%の好データに
負けて強しの新馬戦
11月2日(土)に東京競馬場を舞台に争われる京王杯2歳S(GⅡ・芝1400m)。短距離組とマイル組が入り乱れた戦いになることから近年は穴馬の激走も目立ち、一昨年は3連単222万馬券が飛び出した。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。 【アルゼンチン共和国杯2024 推奨馬】末脚の破壊力はメンバーNo.1! 左回りは複勝率85.7%で絶好の舞台(SPAIA) AI本命馬:ヒシアマン ●短評 美浦の堀宣行厩舎のモーリス産駒。札幌芝1500mの新馬戦ではクビ差2着に敗れたが、勝ち馬アルテヴェローチェは次走で重賞を勝利しており、評価を下げる必要はない。この新馬戦はラスト3Fが12.1-11.6-11.5の加速ラップで、勝ち馬は最後まで脚が止まっていない。そんななか、勝ち馬より後ろからクビ差まで迫った本馬は負けて強しの内容だった。 続く未勝利戦は6馬身差の圧勝。ここへ駒を進めてきた。コース形態は大きく変わるが、2戦とも上がり最速をマークした末脚からも、直線が長い東京替わりは歓迎だ。 ●データ 前走「上がり最速」だった馬は過去10年で【4-3-2-29】で4勝をあげるも複勝率は23.7%とパッとしない。しかし、前走「0.5秒差以上で1着」の馬だと【1-1-2-2】複勝率66.7%、複勝回収率125%まで上昇する。ペースの緩い2歳戦で「圧勝」できるほどの差を証明した経験が重要だ。 本馬はこのデータに唯一該当。それだけでも心強いが、他にも「ノーザンファーム生産」×「中8週以上」【3-1-0-5】勝率33.3%、単回収率138%の好条件にも合致。上位人気想定の一部は中2~3週の詰まったローテで出走してくる。そのことを踏まえれば本馬は相対的にプラスだ。 AI予想エンジンKAIBA ◎ヒシアマン ◯バニーラビット ▲エイシンワンド △レモンバーム ×シンフォーエバー 《KAIBAとは?》 独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
SPAIA編集部