「鮭は村上にとって大事な魚…」小学生が伝統の『塩引き鮭作り』を体験
新潟放送
新潟県 村上市では、小学生たちが地元の伝統文化でもある冬の風物詩『塩引き鮭作り』に挑戦しました。 【写真を見る】「鮭は村上にとって大事な魚…」小学生が伝統の『塩引き鮭作り』を体験 「えら取るよ、血出るよ」 体長50センチほどの大きな鮭にびっくりする子どもたち。 瀬波小学校の4年生が体験したのは、村上の冬には欠かせない『塩引き鮭作り』です。 まずは包丁を使って表面のヌメリを落とし… えらを取り除いてからお腹を割いて内臓を取り出します。 【参加した小学生は】「怖かったけど楽しかった」 村上の塩引き鮭は、このお腹の割き方がポイントですよね。「開ける幅って?」「1センチ5ミリから2センチくらい(残す)」 切腹を連想させないように一部を残す城下町 村上ならではの切り方です。 そしてここからがメインとなる作業「塩引き」です。 声に出して念じながら一生懸命、塩をすり込みました。 Q実際にやってみて? 【参加した小学生は】「村上市には(鮭は)大事な魚なんだなって」 1週間ほどたったら塩を抜き、軒先に吊るして寒風にさらしながら乾かせば完成です。子どもたちがつくった塩引き鮭の一部は「塩引き街道」で吊り下げられるということです。
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