「あの笑いは不適切だ」ベスト4敗退後に”笑顔”を浮かべたクリンスマン監督に韓国国内で批判殺到!本人は反論「全く変なことはない」
国内で沸き立つ批判にも、指揮官は「笑っただけだ。全く変なことではない」と反論しているようだ。 現地時間2月6日、カタール・アジアカップの準決勝が行われ、64年ぶりのアジア制覇を目指していた韓国代表はヨルダン代表に0-2で敗戦。FIFAランキング23位の韓国に対してヨルダンは87位であり、韓国が優勢との見方が強かったが、まさかの敗戦となり、ベスト4で姿を消すことになった。 0-0で迎えた53分、韓国は痛恨のパスミスから相手選手にカウンターを仕掛けられ、先制点を献上。さらに、66分には自陣でボールを奪取されると、相手選手にドリブルでゴール前まで攻め込まれ、追加点を許した。韓国はボール支配率ではヨルダンを上回るも、枠内シュート数は0本と、決定的シーンを作り出すことができなかった。 試合終了のホイッスルが鳴ると、韓国のスーパースター、ソン・フンミンはピッチ上でしばらくの間、動けなかった。一方、韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督は笑顔を浮かべながらヨルダンの監督と握手を交わしていた。 このクリンスマン監督の表情が韓国メディアやサポーターの逆鱗に触れている。韓国の日刊紙『朝鮮日報』は記事を配信し、指揮官に批判が殺到していることを伝えている。 同紙はクリンスマン監督に「笑いが不適切だったという指摘が絶えない」と批判が集まっているとし、「相手チームを尊重しながらも、本人が指揮していた選手たちに対する尊重は不足していたということだ」と厳しい意見を送った。 記事内では試合後にクリンスマン監督が笑顔について言及した内容も記載。指揮官は「相手におめでとうと言いながら笑っただけだ。全く変なことはない」と語り、国内の猛批判に反論した。 この報道には海外メディアも反応している。米スポーツ専門局『ESPN』は、「クリンスマン監督は試合後、笑顔でヨルダンの監督を祝福する姿が写真に撮られ、特にピッチ上で涙を流す数人の韓国選手とは対照的に、韓国のファンやジャーナリストの怒りを買っている」と伝えた。 まさかの敗退にショックを受ける中、指揮官の表情は物議を醸しているようだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]