市民の理解進まず反発の声あがる「敬老パス制度見直し」 秋元市長も出席する意見交換会開催へ 札幌市
HTB北海道ニュース
高齢者が地下鉄やバスなどを安く利用できる敬老パス。制度見直しを検討している札幌市は、市民から意見を聞くため秋元市長が参加する意見交換会を開くと発表しました。 この意見交換会は、札幌市が作成した敬老パス制度の見直し案について市民の理解を進めるために行うもので、11月30日に中央区のアスティ45で開かれます。事前申込制で市内在住の200人が先着で参加でき、秋元市長も出席します。 また29日と30日には市の担当者が市民の意見を直接聞く場も設けられるということです。 札幌市・秋元市長) 「ぜひ多くの市民の皆様にご来場いただいて、制度への理解を深めていただきたい。そして幅広いご意見をお寄せいただきたいと考えております」。 札幌市は敬老パスの事業費が年々増加していることから、利用額の上限を7万円から4万円に引き下げ、対象年齢を70歳以上から75歳以上に引き上げる見直し案をまとめました。 敬老パスの代わりとなる65歳以上を対象としたスマホの「健康アプリ」導入も盛り込まれていますが、市民の理解が進まず反発の声があがっています。
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