【日本ハム】首位ホークスと「10」差…8年前は大谷翔平擁して「11・5」差から大逆転V
<日本ハム2-6楽天>◇23日◇エスコンフィールド 2位日本ハムが4位楽天に敗れ、3位ロッテと引き分けた首位ソフトバンクとのゲーム差が今季初めて2桁となった。 【写真】セ・パ交流戦MVPの表彰式が行われナインらに祝福される水谷 1-1の5回に先発の加藤貴之投手(32)が4長短打を浴びて3点を勝ち越された。4点を追う9回は2死満塁として楽天のクローザー則本を引きずり出したが、最後はフランミル・レイエス外野手(28)が空振り三振に倒れた。 首位ソフトバンクとのゲーム差は交流戦開幕前で「4・5」差だった。交流戦18試合を戦い終えると「9」差に開いた。そして、リーグ戦再開最初のカードで日本ハムは楽天に1勝1敗1分けで、ソフトバンクはロッテに2勝1分けで、さらに1差開いて「10」差となった。 2桁ゲーム差からの逆転優勝で記憶に新しいのは、栗山監督時代に大谷を擁して日本一に輝いた16年シーズン。8年前は59試合目の時点で初めて首位とのゲーム差が2桁「10」となり、66試合目で最大ゲーム差「11・5」の3位だったが、そこから巻き返して首位を独走していたソフトバンクを逆転してリーグ制覇を果たした。 今季の日本ハムも8年前のように、66試合を消化して首位ソフトバンクとは「10」差の2位。16年は同時期から球団記録の15連勝などで一気に巻き返したが、果たして今季は-。残りは77試合ある。