北電・松田社長ら輪島で泥かき 「お役に立つこと考える」
北陸電力グループとエネルギー関係の個人・企業の約40人は11日、奥能登豪雨で被災した輪島市内で泥かきのボランティア活動を行った。松田光司社長も参加し、取材に「復旧・復興へはまだ長い道のりだと実感した。地域のお役に立つために何ができるか考えていく」と語った。 参加者は側溝にたまった土砂を土のう袋に入れて運び出す作業に当たった。約3時間の活動で土砂4トンを撤去した。国際環境経済研究所(東京)の竹内純子理事・主席研究員らも参加した。 北電グループは10月以降、延べ150人が能登でボランティアに参加した。松田社長は9日も志賀町で災害がれきの運搬などに取り組んだという。