（ブルームバーグ）： 米格付け会社ムーディーズ・レーティングスはブラジルの格付け見通しを「ポジティブ（強含み）」に引き上げた。構造改革の実施で経済成長見通しが明るくなっていることが理由。
ブラジルは約10年前に投資適格級の格付けを失った。ムーディーズによる信用格付けは、ジャンク（投機的格付け）級で上から２番目の「Ｂａ２」。
アナリストのサマル・マジアド氏は発表文で「より力強い成長に、緩やかではあるが財政再建への継続的な進展が組み合わさり、ブラジルの債務負担は安定する可能性がある」と指摘した。
原題：Brazil Outlook Raised to Positive by Moody’s on Reform Progress（抜粋）
--取材協力：Martha Viotti Beck.
(c)2024 Bloomberg L.P.
Vinicius Andrade
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