ドジャースVSヤンキース戦前に感動の光景 始球式で投げなかったワケに「とても品がある」米反響
ワールドシリーズ第1戦
米大リーグのワールドシリーズ(WS)が25日(日本時間26日)、ロサンゼルスで開幕し、ドジャースがヤンキースに延長10回、6-3で逆転勝利した。始球式では球団OBは投球せず。球場を拍手で包んだ理由に米ファンも「とても品がある」と感動している。 【動画】「とても品がある」 球場が拍手で包まれた始球式の感動の光景 敬意を示した。この日始球式を務めたのは、1981年のWSのMVPスティーブ・イェーガー氏と、1988年に同賞を受賞したオーレル・ハーシュハイザー氏だった。着ていたのは永久欠番となっているドジャースの34番ユニホーム。22日(同23日)に死去したフェルナンド・バレンズエラ氏のものだった。マウンドにも「34」がペイントされ、ハーシュハイザー氏は投球せずに、番号の下にボールを置いた。 バレンズエラ氏は、MLB通算173勝を挙げ、1981年にサイ・ヤング賞を受賞した伝説の左腕。この日の球場には家族も来ており、アナウンスを受けると球場は拍手に包まれた。MLB公式Xが実際の映像を公開。米ファンからは「泣いた」「とても品がある」「美しい敬意の印だわ」「感動した」「フェルナンドよ、永遠に」などの声が上げられていた。
THE ANSWER編集部