【RIZIN】榊原CEO、朝倉未来と平本蓮の実力差を分析 あっと驚く“飛び道具”も投入!?【会見後の囲み取材】
格闘家の朝倉未来(31)と平本蓮(25)が16日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた『超RIZIN.3』発表会見に登壇し、7月28日に行われる同大会で対戦することが発表された。現時点のRIZINが提供できる最も話題性の大きなカードがファンに届けられたが、会見後の榊原信行CEOの囲み取材で両選手との交渉について振り返った。 【独占インタビュー動画】平本蓮が語る、格闘技の素晴らしさと朝倉未来との共通点 朝倉は昨年7月の『超RIZIN.2』でヴガール・ケラモフに1ラウンド一本負け、そして同11月の『FIGHT CLUB』ではキックルールでYA-MANに1ラウンドKO負けで、戦績的には連敗中。迎える復帰戦で「楽な相手を用意してもらったのでボコボコにして痛めつけようかと思います」と平本を格下扱いし、「もし負けたら格闘技人生、引退します」と宣言。すかさず平本も「俺も負けたら引退します」と、お互いに引退をかけた試合となる。 榊原CEOこの試合の交渉は「ハードネゴシエーションではなかった」と明かし、「未来は(平本を)イージーな相手と思っていながらも、連敗しているのでしっかり準備はしてくるはず。どっちにしろ両選手に4ヶ月の時間が与えられているので、最高の状態でこの対戦が見られると思う」と期待を寄せた。また、「未来からすると、このタイミングで引退をするっていうのは、僕は腹落ちがする」と朝倉の引退宣言に理解を示した。 昨年4月の代々木大会(朝倉は牛久絢太郎に勝利、平本は斎藤裕に敗退)終了後会見で、榊原CEO朝倉vs.平本戦について「(平本が)今日の戦い方で未来と戦ったら負けると思います」と断言。「別に焦ることもないだろうと思いますし、今の平本だったら未来に勝てるよって乗っかれるタイミングが来れば」と見据えていた。 対戦が決まった現時点での両者の実力差については「平本蓮のMMAファイターとしての力量は、昨年大みそかのYA-MAN戦だけでは判断できないけど進化している。ただ、朝倉未来は直近でケラモフに負けて、YA-MANにキックルールで負けたけど、MMAというスポーツではレベル的には違うのかなと思う。一方で平本蓮の上積みに期待を持てるところまで来ていると思う」と分析した。 また、今回は『超RIZIN.3』というスペシャルイベントなので、「出し惜しみせず今のRIZINが提供できるすべてを出したい」と意気込み。昨年大みそかに浮上したフロイド・メイウェザーvs.マニー・パッキャオのようなカードの可能性を聞かれると「いいところをついていると思います」と“飛び道具”の投入を匂わせた。