髪質や骨格の悩みも魅力に変えた! 3つのヘアスタイル実例
■ 戸来柊吾さん(30歳/行政書士・司法書士事務所勤務)
全体的に緩やかなパーマをかけた戸来さんのミディアムヘア。前髪を上げて額を見せていますが、顔のサイドに掛けたカールの束に艶っぽさがあります。硬い髪質で毛量も多いため、長めのトップの中間部分だけに波巻きパーマ(※波のように動きを出すパーマ)をかけることで、ウエーブを効かせながら横に広がりすぎないように仕上げています。
「耳の上は深く刈り上げてサイドのボリュームを抑えつつ、分け目を普段と逆にしてトップに高さを出したことによってシルエットを縦長に整えました。毛先は切りすぎずに、少し重めに残したのも、大人っぽい雰囲気を出すためです」(担当スタイリスト・青山店 平 賢二さん) 落ち着いた雰囲気ながら、華やかさも感じさせるスタイルに仕上がりました。
バームでツヤとしっとり感を足した後、柔らかくウエーブがキープできるグリースで仕上げています。 「戸来さんには大学生の頃から通っていただいているのですが、今回はより大人っぽい雰囲気に変えたいというご希望でした。それが叶ったかなと思います」(平さん)
■ 本人コメント
「イメージ以上の仕上がりで、めちゃくちゃ気に入っています! 童顔で幼く見られがちだったのですが、これなら落ち着いて見られますよね。新しくしたメガネにも合っていてうれしいです」
■ ザカリア・ハダディアさん(34歳/経営コンサルタント)
硬くてクセ毛なうえ、毛量もあり、この長さにするとちょうどいい立ち上がりになるのだとか。「サイドとバックはフェードカット(根元からグラデーションをつけた刈り上げ)で軽やかですが、柔らかい印象が出るようにしました。またヒゲとも自然につながるように仕上げています」(担当スタイリスト・虎ノ門ヒルズステーションタワー店 志村さん)
前髪部分を少し長めにして立体感を出したり、ふたつあるつむじに合わせて流れが出るようにしたりと細かい調整をしているそう。 「ご自身でもセットしやすい形にしています。スタイリングには、ほどよい毛束感とツヤが出て、ウエーブもキープできるハードタイプのグリースを使いました」(志村さん)