よろいを模した防具を着て、熱戦を繰り広げる参加者たち＝クロスランドおやべ

　平安末期の源平倶利伽羅合戦にちなんだスポーツチャンバラのイベント「源平ＧＡＳＳＥＮ小矢部の陣」が２０日、富山県小矢部市のクロスランドおやべで開かれ、参加者が熱戦を展開した。 　同市商工会青年部が今年９月で最後となった同市の恒例行事「メルヘンおやべ源平火牛（かぎゅう）まつり」に代わるイベントとして初企画した。３人１チームで、よろいを模した防具の肩部分に磁石で取り付けたボールをスポンジの刀でたたき落とし合う独自ルールで行った。市内と石川県津幡町から参加を募り、小学３年以下の部に８チーム、小学４年以上の部に１０チーム、中学生以上の一般の部に１８チームが出場。予選リーグと決勝トーナメントを行い、小学３年以下は「ビースタ」、小学４年以上は「やんチャンバラ」、一般は「不在」が優勝した。