【輸入車購入術】“もしトラ”で円高? それでも最新Gクラスを買った方がいいと判断した理由まとめ
若干改善傾向にあるとはいえ、いまだ長蛇の列が続くGクラス。いまハンコ押して手付け入れてもクルマは直ぐに届きません。もしも納期が半年先なら……。円高に振れたら新価格が適用されるのかセールスさんに確認の必要はありますが、お安く買える可能性がグーンと高まります。
つまり、Gクラスや911、フェラーリやランボルギーニなどの人気車で納期が遠いモデルは迷わずウェイティングリストに名を連ねるのが正解と判断。また、Gクラスに話を戻せば、新型の価格上昇分を考えると先代モデル所有者は売るタイミングを見定めることが重要です。
一番判断が難しいのは独プレミアム御三家のコンパクトクラス、ひとつ上のC&Eクラスや3&5シリーズ、A3~6あたりかと思います。車両価格でいえば500万円以上、1000万円以下のモデルでしょうか。各クラスのベンチマークといわれるモデルまでが対象となります。
その判断は非常に難しいのですが、夏休み明けからの世界情勢、米大統領選の行方が日本の経済情勢をも左右します。株価を筆頭に一旦口火を切ればジェットコースター並みに相場が動くかもしれません。また、個人的には地上波や新聞は外電の垂れ流しであるという判断から、個人の情報収集能力が試される時代なんだと思います。そして決断も。
米大統領選挙の一般有権者投票日は11月5日です。もし現政権が本格開戦に踏み切れば選挙は一時中断。日本も巻き込まれ超円安になるかもしれません。輸入車に限らず今の時期は様子見することも選択肢に入れましょう。ではまた! Text:Seiichi Norishige
教重 誠一