SWEET STEADY初ワンマン 8人で奏でた「始まりの合図」
3月にデビューしたアイドルグループ「SWEET STEADY(スウィートステディ)」が9日、初の単独コンサート「SWEET STEADY 1stワンマンライブ-始まりの合図-」をEXシアター六本木(東京都港区)で開いた。 【写真】「SWEET STEADY」の庄司なぎささん=2024年6月9日、東京都港区 PHOTO:ヨシモリユウナ ■全員がアイドル経験者 「最後の最後までたくさん盛り上がっていきましょう!」 白石まゆみさん(23)の大きなかけ声でコンサートが幕を開けた。花びらがついた新衣装でメンバー8人が登場し、会場を埋めるファンから大きな歓声が上がった。 SWEET STEADYは、きゃりーぱみゅぱみゅが所属していることでも知られるアソビシステムのアイドル文化発信プロジェクト「KAWAII LAB.」から誕生した新グループだ。 白石さんは別のアイドルグループを卒業後、この5年ほどは舞台俳優として活動。再びアイドルとしてステージに立つという、強い思いを胸に秘め続けてきた。 この日、ステージでとびきりの笑顔を見せていたのは、庄司なぎささん(23)。2016年にアイドルグループに加入して以来、22年3月まで3グループを渡り歩いた。約2年の充電期間を経て、「4度目のアイドルデビュー」を果たした。 奥田彩友さん(23)、音井結衣さん(23)、栗田なつかさん(21)、塩川莉世さん(23)、柳川みあさん(23)、山内咲奈さん(20)も、アイドル経験者。8人全員が、SWEET STEADYでアイドルとしての「再スタート」を切った。 「KAWAII LAB.」からは「FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)」が22年にデビューし、「わたしの一番かわいいところ」でブレーク。23年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、勢いに乗っている。
朝日新聞社