ＥＣＢの利下げ、ペースや規模で柔軟性の維持が必要－仏中銀総裁
また、ミュラー・エストニア中銀総裁は18日のブログで、インフレ率は目標の２％に向かっていると指摘。ドイツとフランスを中心とした景気回復の鈍さは「ＥＣＢが現在の水準に金利を維持する必要がもはやないことを裏付けている」と論じた。
バスレ・スロベニア中銀総裁もＲＴＶＳＬＯラジオに対し、「ディスインフレプロセスの勢いが増していることを、全てが示唆している」と楽観的な見解を示し、「今後数カ月にインフレ率はやや上向くと政策委員会は見込んでいるが、来年は再び緩やかな低下の道筋に戻るとみている」と語った。
18日公表されたＥＣＢが四半期ごとに行う専門家予測調査では、来年のインフレ率は1.9％と見込まれた。長期の予想は２％。来年の経済成長予測はやや下方修正されたが、大きな落ち込みは見込まれていない。
原題：ECB’s Villeroy Seeks Flexibility on Speed, Size of Rate Cuts (2)（抜粋）
--取材協力：Ott Tammik、Alexander Weber、Jan Bratanic.
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William Horobin, Mark Schroers
