運航シーズン前に…北海道・知床で観光船の安全点検 救命胴衣の設備や旅客名簿の作成状況などを確認 2年前には沈没事故も
北海道放送(株)
北海道・知床で観光船の運航シーズンを前に船の安全点検が行われました。 25日安全点検を受けたのは、知床の斜里町ウトロ地区を拠点とする観光船の事業者2社です。 知床沖では2022年4月、観光船「KAZUⅠ」が沈没し20人が死亡、6人が行方不明となっています。 今シーズンの運航開始を前に、北海道運輸局と海上保安庁は、観光船の救命道具の設備や旅客名簿の作成状況などを確認しました。 知床小型観光船協議会 神尾昇勝会長 「非常に運行判断する部分では、難しい時期ではあるんですが、きちんと運行判断をして安全にお客さんを連れて喜んでもらえれば」 事故をめぐっては、「KAZUⅠ」の乗客14人の家族30人が、運航会社の「知床遊覧船」と桂田精一社長に賠償を求め、札幌地裁に5月下旬にも提訴する方針です。
北海道放送(株)
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