なでしこ熊谷紗希が偉業!現役日本人選手として初の「ゴールデンフット」を受賞…過去には中田英寿氏がレジェンド枠で選出
ローマに所属するなでしこジャパンDF熊谷紗希がゴールデンフット賞を受賞した。 ゴールデンフット賞は、モナコ公国の大公、アルベール二世らの支援により2003年に設立された「個人としても集団としても、その運動能力で際立った活躍をした人に贈られる」名誉ある生涯功労賞。 なでしこジャパンの最新メンバー2024 メディア関係者やファン投票により選出された28歳以上の現役選手1名(男女1人ずつ)と、サッカーの歴史上に偉大な功績を残した引退選手にオールタイム・レジェンド賞が授与される。 2011年から欧州でプレーする34歳の熊谷はこれまで、リヨン(2013~2021)で7度のリーグ優勝や5度のUEFA女子チャンピオンズリーグ優勝、2年在籍したバイエルン・ミュンヘンでは1度のブンデスリーガ優勝、昨季から所属するローマでは加入1年目にリーグ制覇を成し遂げるなど、多くのタイトルを勝ち取ってきた。 日本人が同賞を受賞するのは ゴールデン・フット・アワード2014でオールタイム・レジェンド賞として選出された元日本代表の中田英寿氏以来2人目。現役選手としては初となる。 ローマは10月31日に熊谷の受賞を報告。モナコで行われていたゴールデン・フット・アワード2024の授賞式に参加していることが伝えられていた。 今年のオールタイム・レジェンドはファビオ・カンナバーロ氏やジェラール・ピケ氏、ルイ・コスタ氏らが受賞。 男子選手ではケビン・デ・ブライネ、アントワーヌ・グリーズマン、ハリー・ケイン、ラウタロ・マルティネス、リオネル・メッシ、トーマス・ミュラー、ネイマール、フィルジル・ファン・ダイク、マルコ・ヴェッラッティ、カリム・ベンゼマの10人がノミネート。現時点で受賞者は明らかとなっていない。