新進気鋭の時計ブランドがリリースした、日本初のコラボモデルが凄い!
■ 「グルーベル・フォルセイ」 のウォッチメイキング/ハイクオリティを支える5つの柱
創業から20年あまりで世界中の時計愛好家が注目するブランドへ成長した「グルーベル・フォルセイ」。その拠点であるスイス北西部ラ・ショー・ド・フォンの工房に訪れ、極上のウォッチメイキングの真髄に触れました。
Point 【1】 たゆまぬ「発明と革新」
着用中に時計がさまざまな向きになることで生じる誤差を軽減するために、トゥールビヨンを30度傾けるなど、機械式時計の常識を根本から覆す発明に取り組むスゴ腕ブランドです。
十八番のハイコンプリをさらに進化!
30度に傾けた大型のトゥールビヨンが16秒で1回転。外側のふたつのリングがこれをガイドし、前人未到の精度調整機構を搭載します。80時間のロングパワーリザーブも実現。
時計業界の常識を覆す新しい機構誕生の日も近い!?
「グルーベル・フォルセイ」は、精度の追求と伝統の継承を理念に掲げています。その証拠に、創業時にまず着手したのはトゥールビヨンの改良。懐中時計の姿勢誤差を解消するための機構だったトゥールビヨンを30度傾けることで、あらゆる姿勢で高い精度を維持できるようにしたのです。以来、20年あまりで機械式時計の常識を根本から覆す8つの発明に成功し特許を取得した「グルーベル・フォルセイ」。その時計はどのように作られているのでしょうか。 「グルーベル・フォルセイ」が工房を構えるのは、“時計の街”として世界遺産にも登録されるラ・ショー・ド・フォン。自然光がたっぷりと差し込み、時計製造に最適な環境で時計の開発・製造が行われています。その工房で徹底されているのが、手仕上げによる時計作り。 工作機械は使うものの、あくまでも人の手で操作し、磨きにも機械は用いません。そのため、仕上げだけにかかる時間は、1本の時計につきなんと500時間。 そして、稀少性も大きな特徴です。すべてのムーブメントは5年間のみ生産され、一度生産終了したモデルは二度と作られることはありません。 現在はグルーベル・フォルセイによるまったく新しいヒゲゼンマイ“グルーベルカーブ”の開発に取り組んでいるのだとか。まさに時計の心臓部からどのような革命を起こしてくれるのか、今後も目が離せません。