1日も早い能登の復興願い 春を装う県いけばな展
県内の華道家たちの流派を越えた作品を一堂に集めたいけばな展が、金沢市内のデパートで始まり訪れた人たちが一足早い春の訪れを楽しんでいました。 【写真を見る】1日も早い能登の復興願い 春を装う県いけばな展 今回で56回目となる展覧会には県いけばな連盟に加盟する10の流派から前期と後期合わせて186点が展示されます。会場には能登半島地震からの1日も早い復興を願ってサクラやエアリーフローラなど春の花材を使いあたたかみのある作品が並べられています。 各流派ごとに作り上げた大作のうち、池坊の作品はシダレグワの曲線にユリやスターチスなど優しい色合いの花々を合わせることで震災から少しずつ歩みだす被災地を表しているということです。 また、レリーフ作品では伝統を重んじる作品に加え、ライフスタイルの変化にあわせた自由な発想の作風も多く見られています。 県いけばな展は金沢エムザで2月22日まで前期展が行われ、そのあと作品を入れ替え23日から25日まで後期の展覧会が開かれます。
北陸放送