巨人・阿部監督 横川は「100点です」 13戦ぶり一発がV弾の岡本和には「うれしいですよ」
◇セ・リーグ 巨人2―1DeNA(2024年4月27日 横浜) 巨人は主砲・岡本和真内野手(27)の13戦ぶり一発などでDeNAに1点差勝ちを収めて連敗を阻止。貯金2とし、試合前の2位タイから単独2位となった。 今季初先発となった6年目左腕・横川凱投手(23)が5回3安打無失点と好投して今季初勝利。2回に岡本和の4号ソロと大城卓の犠飛で2点を先制すると、6回以降は高梨、ケラー、船迫、バルドナード、大勢の継投でDeNAの反撃を1点に食い止めて逃げ切った。 その一方で、巨人打線は13日の広島戦(東京D)から13試合連続3得点以下。不名誉な球団ワースト記録更新となっている。 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。 ―――4番に久しぶりの一発。 「そうですね。まぁ、いいきっかけになればいいかなぁと」 ――苦しんでいた時期もあると。 「やっぱり点が入ってないし、4番だし。自分が何とかしないとっていうのがやっぱ強く思いすぎてね。まぁ、それだけ責任感を感じてやってくれてるんでね、うれしいですよ」 ――横川もテンポよく投げた。 「100点です、はい」 ――ロースコアの展開が続くなかで先発陣の頑張りはどういうふうに。 「ちゃんと試合をつくれてるしね、最初にぶっ壊れてしまうというのがなかなか少ないのでね、みんな頑張ってますね」 ――高梨をあそこで投入したのはメッセージか。 「いやもう、9連戦中なんでね、中継ぎちょっとうまく使わないといけないし、きょう西舘を“上がり”にしてたからなんとかみんなでつないでいこうと思ってね」 ――ケラーから船迫の継投。 「いやもう一発食らって、その後ね、頑張ってくれましたけど。変則のほうが打ちづらいかなと。そこはもう準備をしていてくれたのでね」 ――投手陣の頑張りで勝てる試合が多い。打線がもう少し奮起してくれれば…。 「まぁ、きょうミーティングでも言ってたんだけどね。そんなにね、簡単にポコポコ打てるもんじゃないし、そこをみんなで我慢してやるしかないんでね」