いじめ約7000件、高水準続く 高校ではPC、携帯での誹謗中傷も 福島
昨年度、福島県内の学校で把握された「いじめ」の数は、およそ7000件で、前年度より減ったものの、依然として高い水準にあることがわかりました。 県教育委員会によりますと、昨年度、県内の小中、高校と特別支援学校で把握されたいじめの認知件数は6995件でした。前年度に比べ523件減ったものの、依然として高い水準となっています。 いじめの内容は、全体では「冷やかし」や「からかい」が62%と最も多く、次いで「遊ぶふりをしてたたかれる、蹴られる」、「仲間外れ、集団による無視」などとなっています。一方、高校では「パソコンや携帯電話での誹謗・中傷」が2番目に多くなりました。 県教育委員会では、いじめの未然防止や早期発見、解決に向けた組織的な対応に努めるとしています。
テレビユー福島